2018年 東京優駿
①ダノンプレミアム
弥生賞ぶり中12週での出走
デビューから無傷の4連勝で2歳王者に輝くも出走予定だった皐月賞の2週前にザ石を発症。ここでダービー一本に切り替えた。
サウジアラビアRC、朝日杯、弥生賞と圧巻のパフォーマンスを見せたのはご存知の通りだが、今回心配なのは自身の状態。
過去10年で10週以上ぶりでダービーに出走した馬は1頭のみ。(アダムスブリッジ、17着)
弥生賞からの直行ローテで出走した馬は0頭。
あまりにも前例のないローテ過ぎてなんとも言えない・・・。ベストとは言えないことは確か。
過去10年で1枠(5.2.1.12)勝率25%複勝率40%と抜群の数字。
さらに脚質で分けると
逃げ0勝
先行1勝
中段2勝
後方2勝
上がり3F3位以内(5.1.1.0)
インでロスなく溜めれる差し馬がベストと言える。
ダノンプレミアムはこれまでのレースで先行していながら速い上がりも繰り出しまとめる競馬で勝ってきた。
上がりの面では問題が無いように見えるが問題は展開。
今回は確たる逃げ馬がおらず先行馬もエポカドーロ、ジェネラーレウーノ、サンリヴァルのみ。(他先行経験のある馬はいるが)
騎手の性格を考えると最も逃げそうなのは田辺Jだろう。もしくは奇策としてテーオーエナジー、ステイフーリッシュの逃げも予想される。
弥生賞でも行きたがっている面を見せており、前に馬を置ければ問題ないかもしれないが逃げ先行馬との距離感には嫌な予感がする。
またドスローはほぼ間違いなく折り合いに不安の残るこの馬には不安要素。
川田騎手/2010年以降/東京芝2400
全体成績(6.6.1.21)
1枠(0.2.1.1)
1~4枠(4.3.1.11)
さすがトップジョッキー。1枠では勝ちはないものの内枠での複勝率42%となかなかのもの。
しかし頭まで来ているのはダービー内枠での傾向通りここでも差し馬のみ。
純粋な能力や残している実績は抜けているがローテーション、状態、展開、脚質、騎手と頭で狙うには不安要素も同居しているように見える。
勝たれたら素直に拍手する用意だけして馬券は他から買いたい。
②タイムフライヤー
今年からG1になったホープフルS初代王者。
前走皐月賞でも1枠を引くも特に見せ場なく敗退。
血統的にハーツクライなので東京の方が合うかと思いきやこれまでの走り、母父BTということで晩成で重い印象。中山のほうが合うのでは。
サンデー×ロベルトは流行りの配合でディープ産駒ではアドミラブル、ディーマジェスティ、サトノラーゼンと近年ダービーで結果を残しているが、ハーツクライ×ロベルトの事例は2015年15着のベルラップのみ。単純に実力が足りなかった感もあるが。
内枠の差し馬とダービーの好走条件には合致するが世代でのレベル的に一枚落ちるか。渋れば一発。
③テーオーエナジー
前走ダート(0.0.0.3)
買うなら雨降ってから。
④アドマイヤアルバ
京都新聞杯2着からの参戦。
かなり勝ち味に遅く未勝利突破までに5戦を要した。
一度休養を入れ今回が叩き4戦目となる。
これまで馬券圏内を外したことがない馬で常に相手なり。
前走京都新聞杯(1.1.1.18)
うち馬券になったのは勝ち馬のみ。
今回は勝ち馬のステイフーリッシュに0.3差もつけられておりさすがに厳しいか。
⑤キタノコマンドール
12月デビュー。新馬、すみれSと連勝をし皐月賞では上がり最速で5着に入りダービーへの優先出走権を獲得。
6着グレイルとの着差はハナ差でもし逃していたらダービーへの出走は叶わなかった。(もしくはトライアル出走)
幸運を感じずにはいられない馬だろう。
オーナーは今年新規参入したDMMドリームクラブ。
この馬はすみれSで見せたパフォーマンスが優秀。
残り600m地点で先頭から10馬身差あたりから大外を回って追い出すと、11.8-11.0-11.7で逃げるケイティクレバーを残り50mあたりで捉え3/4差つけて優勝。
レース上がり34.5に対してキタノコマンドールの上りは33.8。当日の阪神は時計の出やすい馬場であったが過去のすみれSと比べても破格の時計。
差したのが京都2歳S3着、若駒S1着のケイティクレバーというのも価値があるだろう。
皐月賞でもステルヴィオ、グレイルと並んで上がり最速をマーク。
中山での皐月賞で上がり最速をマークした馬のダービーでの成績(3.0.0.5)
(昨年該当のサトノアレスは出走せず、オルフェーヴルの年の皐月賞は東京開催)
14年ワンアンドオンリー(皐月4着)
15年ドゥラメンテ(皐月1着)
16年マカヒキ(皐月2着)
と昨年まで3連勝中。
昨年該当のサトノアレスは皐月11着だったためダービーで通用するかは疑問が残るが、皐月で5着ながら上がり2位だったレイデオロがダービー1着。
このようにダービーは皐月で差し届かなかった馬を買うだけのレース。
未だ阪神と中山でしか使っておらず長い直線のあるコースでの走りが想像しにくいところがある。
全姉デニムアンドルビーは牝馬だったこともあるだろうが、一瞬のキレで勝負するタイプでオークス3着、JC2着とG1でなかなか勝ちきれず通算3勝を挙げながら2着は6回もあった。
すみれSでのコーナーからの3F戦での強さを見ると東京の直線では脚の使いどころが難しいように映る。
⑥ゴーフォザサミット
青葉賞1着からの参戦。
過去10年前走青葉賞組(0.2.3.22)と青葉賞組ではダービーで勝てないでお馴染み。
前走青葉賞組の前走着差
勝ち馬
0.0~0.2差(0.1.0.6)
0.3~ (0.1.1.1)
ゴーフォザサミットは2着エタリオウに0.3差をつけており通用の可能性。
ヒモに抑える材料はあるが頭まで抑える材料は足りないように見える。
⑦コズミックフォース
前走プリンシパルS1着。
騎手乗り替わり(0.2.3.51)
前走プリンシパルS(0.0.1.10)
唯一馬券に絡んだアントニオバローズの年は不良馬場で1着から0.7差もつけられていた。
倒した相手も京成杯3着馬、フリージア賞3着馬とここでは胸を張れないメンバーだった。
⑧ブラストワンピース
11月デビューで毎回1月以上の間隔を開けながらゆったりしたローテで3連勝。
毎日杯からぶっつけでダービーへ。
前走毎日杯組は皐月賞では優秀だがダービーでは(0.0.0.2)そもそも前例が少ない。
メンバーレベルは一定レベルにあったことは認めるも内容は評価が難しい。
1番枠からスムーズに先行ができ終始インベタ、内回りとの合流地点でラチにぶつけながらも無理やり逃げ馬を内から交わすロスのない内容。スマートではあったが強さを感じるまでには至らなかった。
2走前のゆりかもめ賞も道中は常にイン追走。直線はインを捌いて抜け出したがこのレースは14頭立てで先行集団がばらける展開でもあった。本番でも同じようにインを捌けると考えるのは難しいのではないか。
このように道中ロスなく立ち回り直線でも最小限のロスで抜け出せる条件が揃っていた2戦だったように映る。
また言うまでもなくゆりかもめ賞は条件戦レベルのドスロー。毎日杯は例年レベルだったが皐月賞でクラシックの激流ペースを経験していないのはマイナスだろう。
参考程度に、後にダービー馬となったキズナは毎日杯で4F通過46.6、5F通過58.6の流れを経験し適正も示していた。
もちろん成長著しい3歳馬で化ける可能性はあるが、これまでのレースを見るだけではダービーで勝ち負けするほどの馬には見えなかったというのが結論。
⑨オウケンムーン
これまでの勝ちパターンは先行番手から抜け出す競馬。
皐月賞では先行馬がかなり飛ばしてしまい番手もクソもない状況。湿った中山で34秒台の末脚を使えるタイプでもないので位置取りはかなり難しいものだったのではないだろうか。さらに直線では荒れたインに入れてしまい万事休す。
新潟芝でレコード勝ち、共同通信杯も時計の出る馬場で1.47台で走っていることから良馬場ベターだろう。皐月賞は参考外。
ただ共同通信杯の日の馬場はかなり内有利だったことも事実。
ダービーでの好走は可能だろうが勝ち負けまでは想像しにくい。
⑩ステイフーリッシュ
京都新聞杯勝ち馬。藤岡佑Jから横山Jへ乗り替わり。
デビュー2戦目ながらホープフルS2着と非凡なセンスの持ち主。共同通信杯では大きく馬体を減らし大敗したが京都新聞杯では馬体回復に成功。当日体重には注目。
アドマイヤアルバの項でも触れたが前走京都新聞杯組でダービーで馬券になったのは勝ち馬のみ。
馬のタイプ的に東京向きとは思えないが、今回は先行手薄な展開で鞍上含め不気味な存在。
⑪ジャンダルム
皐月賞9着からの参戦。
前走◎だったが致命的な出遅れ。ドスロー馬群に飲み込まれそのまま少し伸びながらゴール。荒れた馬場もマイナスだった。
出遅れずにサンリヴァルあたりのポジションあたりを取れていれば3着、、、掲示板はあったろうと思う。
デビューから2戦はマイル。3戦目のホープフルSで2F延長では距離不安説が囁かれた。
Kitten's Joy×ビリーヴならマイルまでがベストと考えるのが普通だし、Kitten's Joyの日本での代表産駒ダッシングブレイズも勝ち鞍はマイルと1800mのみとなっている。
しかしジャンダルムは気性に難が無くホープフルS2着、弥生賞3着と距離への適性も示している。
弥生賞ではダノンプレミアムには完敗だったが0.3差。
ホープフルSでは京都新聞杯馬のステイフーリッシュ、皐月賞2着のサンリヴァルに先着しておりレベルに見劣りは感じない。
速い上がりが使えるわけでないので正直東京2400への更なる距離延長で勝ち負けのイメージはしにくいが10番人気前後に落ち着きそうでさすがにナメられすぎなのでは。
⑫エポカドーロ
皐月賞馬。
新馬を勝ち休み明け1月の京都から使い続けて今回が5戦目
叩き5戦目のダービー成績 (0.2.1.9)
叩き6戦以降のダービー成績(0.1.0.15)
複勝率25%ならギリギリセーフといえるかどうか?
皐月賞の内容はかなり特殊で評価は二分している。
残り600m時点で先頭のアイトーンから約2秒(10馬身)離された馬群の先頭にいたエポカドーロ。アイトーンの通過タイムは83.5。単純計算ではエポカドーロの通過タイムは85.5。
各年の逃げ馬の残り3F通過タイム
2017アルアイン 83.3
2016ディーマジェ 82.3
2015ドゥラメンテ 83.5
2014イスラボニータ 84.3
2013ロゴタイプ 82.1
2012ゴールドシップ 82.9
2014年以外は馬場が速かったこともあるが今年の残り3F通過タイムは水準レベルか少し速かったことが推測できる。その10馬身後方で実質逃げの隊列で運べたエポカドーロにとってはこれ以上ないくらい楽なレースだったと予想できる。
前走皐月賞3角5番手以内/3着以内
(1.1.0.7)
昨年の皐月賞1.2.3着馬はすべてこれに該当しておりダービーでは総じて飛んだ。
馬券になったのは7番手から捲ったエピファネイア(皐月2着ダービー2着)と逃げるゼロス、メイショウカドマツ、アダムスピークを追うディープブリランテ(皐月3着ダービー1着)。
当初はエポカドーロを切るつもりで書き始めたこの項だが、ディープブリランテの年の皐月賞を見て
(バカ逃げする逃げ馬、悪天候で荒れた芝、先団から離された馬群の先頭にいたディープブリランテ≒エポカドーロ)
と今年の皐月賞と似ている気がしてきた。
ゴールドシップがワープを使ったためディープブリランテは3着に敗退してしまったが。後のダービーでここでも大きく逃げるゼロスの恩恵を受けた形ではあったが差してくるフェノーメノ、ワールドエース、ゴールドシップを振り切って1着。
同じように当てはめると、今年のダービーでは皐月賞で展開のカギとなったアイトーンがいないことがこの馬にはマイナスな気もするが、おそらく逃げずにダノンプレミアムと同じようなポジションが理想だろう。逃げ馬を交わして直線先頭に躍り出る場面は想像に難くないはずだ。
⑬グレイル
皐月賞6着からの参戦。
京都2歳Sではタイムフライヤーを退け共同通信杯では1番人気に推されるも7着。
まず京都2歳Sだがここでは素質は感じたがそこまで強さを感じなかった。頭の浮いたフワフワした走りでトップギアに入るのも遅い。しかし入った途端タイムフライヤーとの差をどんどん縮めアタマ差先着。完成さえすれば相当な馬になると思う。すでに菊花賞が楽しみ(小声)
共同通信杯ではまさかの8枠12番。もともとそこまでゲートが速いわけでなく体もできていなくて、距離短縮を外枠から追走は厳しい条件だったように思う。実際3角で脚を使わされていて直線でお釣りは残っていなかった。また斤量も他馬より背負わされ初の東京遠征。(共同通信杯上位4頭は美浦所属馬)
馬場も内しか伸びない傾向で参考外の材料が揃った。
やはり距離は2000以上でゆったり走れる方がいい。血統や新馬、京都2歳Sの内容的に馬場は高速すぎないほうがベター。
皐月賞は前述のように後ろの届かない展開でグレイルに限らず後方から差し残した馬はサルベージが必要。
グレイルはゲート出遅れ、道中は最後方追走。直線に向いてもさすがに勝負圏外の位置だったがキタノコマンドール、ステルヴィオと共に上がり最速で追い込み6着。3着とはクビ+ハナ+ハナ差。
パトロールを見るとすんなり外を回して追い込んだステルヴィオ、キタノコマンドール、ワグネリアンに対しグレイルは進路がスムーズに開かずステルヴィオにカットされたりワグネリアンに寄られたりしていた。
エンジンのかかりの遅い馬が進路をカットされながらも上がり最速を出し僅差の6着まで迫った。ゴール後はバテバテだったジェネラーレウーノはもちろん、ステルヴィオ、キタノコマンドールよりも前に出て3番手で流していた。脚を余していたとみるのが普通だろう。
よって皐月賞上がり最速を出した3頭の中で一番買いたいのはグレイルとなった。
キタノコマンドールの項でも出したが
中山での皐月賞で上がり最速をマークした馬のダービーでの成績(3.0.0.5)
とりあえず今年の3頭は買っておくべきだろう。
調教は詳しいことは分からないが以前より頭が下がって集中して走れているように見えた。東京大好きハーツクライ産駒だし奥の深そうな馬だし成長力にも期待。今後にはもっと期待したい。
⑭エタリオウ
青葉賞2着からの参戦。
気になるのは12月に500万下に復帰してから使われた回数。(エポカドーロの項参照)
叩き5戦目以上でダービーで馬券になった馬は4頭いたがそのうちの3頭がRoberto持ちだった。
エタリオウもエポカドーロもこれには該当せず。
とにかく2着が多い馬でこれまで2着で負けた馬が
500万下 シャルドネゴールド(毎日杯7着、京都新聞杯3着) 0.1差
梅花賞 メイショウテッコン(若葉S6着、京都新聞杯5着) ハナ差
ゆきやなぎ賞 サトノワルキューレ(オークス3人気6着) 0.1差
青葉賞 ゴーフォザサミット(共同通信杯4着、スプリングS7着) 0.3差
うーん・・・やはり本番では一枚足りないように映る。
過去10年前走青葉賞組(0.2.3.22)
前走青葉賞負け着差0.3以上(0.0.0.9)
⑮ステルヴィオ
散々語った通り皐月賞上がり最速組の一頭。
ロードカナロア産駒でデビューからマイルのみを使われていたが皐月賞で初の距離延長。
母ラルケットは函館芝1800で勝ち鞍があるしファルブラヴ産駒にしては小回りの1800-2000あたりの適性はあったのだろう。
今回はさらに伸びて2400m。さらに外枠を引いてしまった。主な懸念材料はこの2点だろう。
先週ロードカナロア産駒のアーモンドアイが同舞台のオークスを勝ったがあちらは母フサイチパンドラ。
現役時代はオークス2着、ジャパンカップ5着、エリザベス女王杯1着、札幌記念1着と2000m以上の距離にも適性があった。当然の結果だっただろう。
こちらは前述のように母の戦績的に中山2000はこなすことが想像できても東京2400をこなすのは少し難しいように感じる。
さらに外枠。7枠から馬券に絡んだのは過去10年30頭中
2012 トーセンホマレボシ 7人気3着
2014 イスラボニータ 1人気2着
2015 ドゥラメンテ 1人気1着
の3頭のみ。
そもそも5番人気以内まで支持された馬がイスラボニータとドゥラメンテしかいないのでそこまで気にすることはないかもしれないが、人気があれば来る、人気が無ければ望みは薄いと割り切るくらいでちょうどよさそう。
⑯ジェネラーレウーノ
皐月賞3着馬。
先行集団にいながら最後まで粘り3着は立派。通過タイムは例年並みだが馬場を考えるとやはり速い。
1800mでデビュー、2戦目から2000mを使い京成杯も大外枠からハイラップを2番手から快勝しているようにスタミナ能力はかなりのもの。
レースが流れれば流れるほど好走するタイプで皐月賞も絶好の展開だったのではないか。
前走京成杯から皐月賞で馬券に絡んだのはエイシンフラッシュの3着以来2例目。
やはりこれまでの京成杯勝ち馬とは異質の存在かもしれない。
距離延長が心配どころかプラスに働きそうなのは大きなプラス材料。
過去5年田辺騎手/東京芝2400/クラス問わず/逃げ先行脚質
(5.7.0.21) 勝率15% 連対複勝率36%
さらにそこから7・8枠に絞ると
(3.2.0.8) 勝率23% 連対複勝率38%
と特に外枠に苦手意識があるようには取れなかった。(最後にこの条件で馬券に絡んだのは2年前というのはナイショ)(そもそも当該条件が少ない)
ペースを引っ張ってくれそうなアイトーンがいないのは痛いはず。
自ら引っ張ってハイラップを刻んで後続に脚を使わせるような展開にできたなら馬券内に来る確率はかなりあるように見える。
逆に他馬に合わせてスローで運ぶとキレ負け濃厚。
田辺を信用できるなら買いましょう。
皐月賞7着からの参戦。
1番人気に支持されながらも湿った馬場でマイナス、展開面でマイナス、直線でもパワー系差し馬のグレイル、キタノコマンドール、ステルヴィオに圧され末脚も不発。
参考外にはできそうだがあまりにも見せ場が無さすぎる。
良馬場の東京に替わるのはプラスだが2400mは微妙。
皐月賞前はダノンプレミアム以外に負けていないと言われていたが、東スポ杯で倒したルーカス以下のその後を見ると倒した相手も微妙に見える。
つまり弥生賞で接戦だったジャンダルム、サンリヴァルと実力はそこまで変わらないとするのが妥当か。
外枠はさらに不利で調教師が最悪とコメントしてしまうほど。
こうなったらスタート直後下げて直線一気の作戦しかなさそうで狙うにはリスクが高い。
⑱サンリヴァル
皐月賞2着馬。それなのに金曜深夜時点で単勝140倍の15番人気(笑)
乗り替わりと大外枠、前走メイチローテな上に特殊なレース内容でフロック視されているよう。
過去10年前走から騎手乗り替わり
(0.2.3.51)
18番枠
(0.0.1.8)
アドミラブルってすげーわ。
過去にはアンライバルドが12着に沈んだ枠。
ホープフルSで0.6差の4着、弥生賞で0.3差の4着とそこまで負けているわけじゃないのでオッズ考えたら買っても損はなさそうだが心情的に手が止まってしまうのは仕方ない。
◎⑬グレイル
〇⑯ジェネラーレウーノ
▲⑫エポカドーロ
△1⑥ゴーフォザサミット
△2⑤キタノコマンドール
△3⑮ステルヴィオ
☆⑩ステイフーリッシュ
☆①ダノンプレミアム
皐月賞上がり上位馬からグレイルを本命視。
岩田騎手には踏み遅れだけ気を付けていただければ。
レースレベルが保証されていながら距離延長も苦にしなさそうなジェネラーレウーノ、エポカドーロはヒモに最適。Cコース替わりで露骨にイン有利馬場なら頭の魅力も十分。
ゴーフォザサミットは百日草特別の勝ちっぷりも評価できる◎
共同通信杯でも対抗評価をした馬。東京2400は間違いなくベストで不振の青葉賞馬でもハーツクライの成長力で上回ってほしい。
キタノコマンドールは脚の使い処、ステルヴィオは距離に不安残る。
ステイフーリッシュは鞍上が何考えてるか分からない。前走行かせたことで調教でも行きたがっているみたいで心配。
ダノンプレミアムはそりゃ普通に強い。自分との戦いでしょう。あっさり勝たれても良いように馬券は買いたい。
⑬ 単複
⑬=⑯⑫⑥⑤⑮ ワイド
2018/04/28(土)のお馬さん
新潟3R
◎④ブラックシープ
前走はゲートが開いた瞬間に立ち上がってしまい大きく出遅れた。それでも徐々に追い上げ3-4角では大外をマクるように追い上げ脚を最後まで使いながら上がり最速で3着。
今回は初の1200で距離短縮がカギだが前半のペースがそれほど早くなりにくい新潟1200でなら、ゲートさえしっかり出れば慌てずに追走できるはず。
今回は馬場に反しそうな脚質だけにそこがカギだが、前走を見る限り未勝利は突破できる器に感じた。ここでダメでも少し追いたい馬。
〇⑤ディーズアマーレ
安定的に先行でき常にコンマ差の競馬まで持ち込める優等生。
血統的に新潟コースは最適ではないが芝スタートは歓迎のはず。
キレずバテずの脚質でなるべく先行粘りこみ狙い。
?⑥タイセイゴーディー
馬券への貢献度は高い馬だがすべて中山でのもの。
急坂での好位差しが持ち味で平坦コース替わりには疑問符。
(相手も大したことないため人気がなければ無理に切るほどでもない。先行力は魅力)
?②ヴィーダ
ダート転向してから成績安定。馬格がない馬で平坦の新潟替わりはプラスに映る。
総合力高い馬だが内枠で1番人気で買うほどではない。これまでのダートでの実績もそれぞれ有利とされる外枠で挙げたもの。
新潟1200は極端に内枠不利で極端な脚質でなければ買いにくい。
☆⑮ヒロノカチドキ
先行力はあるが末が甘く芝では結果が残せなかった。
芝スタートで先行力を生かしつつダート替わりで粘りこみ叶えば。
△⑧⑩⑪
新潟8R
◎⑥ヒシデルマー
逃げ先行馬の少ない組み合わせでこの枠からでも先手を奪えそう。それほどテンは早くないが。
新潟1200のゴールドアリュール◎◎◎
〇⑮マコトタリスマン
血統的に左回り替わり◎
前走短縮は心配だが外枠という条件は良い。
▲⑪カガヤクミナノユメ
メモに短縮で買いと書いてあったので。
未勝利戦では逃げる◎ヒシデルマーを差し切っている。
馬場が向くかは微妙だが脚の使いどころさえ間違わなければ頭まで。
△⑧⑫
東京10R
◎②レッドサバス
東京D2100は上がり最速天国。さらにダート上級条件はクラスの壁が高く昇級馬には厳しいデータが出ている。
このレースには昇級馬が4頭出ていてどれもそれなりに人気しそう。
それなら現級である程度走れている組を重視。
レッドサバスは勝ち味に遅いが惚れ惚れするほど毎回終いは確実。
ここ3戦は距離が短いor直線が短く持ち味の末脚が活かし切れなかった。
1600万条件×東京D2100での成績(0.1.2.0)と現級上位の能力は示している。
キンカメ産駒もこのコース大得意で連軸には最適に映る。
〇⑫マイネルクラース
前走は意欲の関西遠征で高レベル戦を2着。直線入り口で外から勝ち馬に被せられ一度は内の馬にも遅れを取ったがもう一度盛り返し勝負根性で2着をもぎ取った。
昇級3戦目でクラス慣れ+2勝を挙げているこの舞台に替わればさらなる前進に期待。
▲⑪シロニイ
キンカメ産駒。前走は休み明け。叩き2戦目で。
ダートで2000m以上走ったことはないが終いは堅実で血統的にも距離延長は問題ないとみる。
問題は鞍上。先日の短期免許での良績は芝に集中している。
△④⑥⑦⑨⑬
東京12R
前走は昇級初戦+休み明け。さらにスタート直後挟まれる不利あり。
その中で後方追走から上がり最速で0.3差まで迫った。初戦で目途を立てた能力は高い。
今回は叩き2戦目、今週から復帰の石川騎手騎乗。この馬の厩舎は相沢厩舎。石川騎手の所属厩舎も相沢厩舎。この馬の調教にも乗っている。さらにこのレースに相沢厩舎は2頭出し。
上手く直線捌ければ好勝負に期待できる。
〇①ダブルコーク
5走前、6走前は三浦騎手騎乗で内枠からの好騎乗が目立っていた。
前走、前々走は関西遠征で高レベル戦を経験。
今回も最内枠からの競馬で進路確保はやはり不安だが上手く捌ければオッズほどの差はない。
△⑥⑩⑬
気が向いたらまた更新します。
2018/04/22(日)のお馬さん
東京6R
◎⑩エピックアン
前走は不利な最内枠で砂を被りながらも伸びていた。少々時計のかかる馬場にしては好時計で今の馬場にも合う。
外枠偶数替わりでさらに前進。
〇⑤サンティーニ
インカンテーション半弟。スンナリ逃げれそうな組み合わせで。
人気のスターリーウォリア、ヴァルディノートは延長ローテに疑問。
△③⑥⑦⑬
東京8R
◎⑨アポロマーキュリー
鞍上強化+府中替わり距離短縮。
府中マイル良馬場では500万で差のない競馬ができており特にオージャイト戦はその後4頭が500万を勝ち上がっておりレースレベルも保証されている。
〇⑫ピアノイッチョウ
素直に府中替わり。
毎回確実に末を使うタイプだが脚の使いどころが難しい。
前々走は昨日500万を勝ったセガールモチンモクと0.3差。
テン乗り&転厩初戦と不安も多いが調教は動いている。(前走は中間軽め)
△⑪⑭⑯
京都12R
◎⑥ゼットマックイーン
京都D1200を走った近2走は②着⑤着。どちらもコンマ差と安定感が出てきた。
いずれも稍重馬場でやや時計のかかる馬場で良馬場に替わる今回も適正に期待できる。
前々走は外枠ながらインを巧く立ち回って直線も巧く捌けたもの。
今回も内枠なので鞍上の工夫は必要だがここ目標のローテでチーク着用の意気を買いたい。
〇⑯ユアマイラブ
3走前は今回人気のテンモースに先着を許したがこれは内枠から直線でも追えない面があった当馬と7枠からスンナリ追えたテンモースの差。
今回外枠でスンナリなら人気ほどの実力差はないはず。
テン乗り+休み明けは不安材料。
▲⑪テンモース
前走は他馬がゲートで暴れるアクシデント+大幅馬体減で度外視可能。
現級安定勢力だがテンションと馬体重に注意。
△⑫マイネルラック
伝家の宝刀ラフィアン×川田。
しかし叩き良化型で調教もイマイチ。
△⑤ブロンズテーラー
アテにしにくいが現級通用の力はある。ハマり待ちだろう。
穴⑮モアニケアラ
1200初挑戦。追走さえクリアなら差のない競馬ができる。
2017年の競馬振り返り。2018年の目標。
2017年12月31日23時半ごろ、急に思い立ってゆく年くる年を見ながら書いています。
2017年お疲れ様でした。忘れないうちに2017年の馬券成績と2018年の目標を書いておきます。
中央競馬での回収率は92%(これはPATのみなので本当は紙馬券でもっと負けている)でした。
控除率を考えたらよく頑張った方だと思いますが、12月の中山で獲った60万馬券が無かったらどうなっていたことか…
また今年は南関競馬をはじめ地方競馬も(手を出し)始めました。
南関競馬は中央以上に騎手キャラ、調教師キャラ、ヤオなどの裏事情、馬場読み、血統などの要素が重要でその深さにのめりこんでしまいました。
なお地方の回収率はお察しです。
南関は辛うじて川崎だけプラス収支。今すぐ辞めたほうがいいでしょうね。辞めませんけど←
中央+地方+紙馬券を含めたトータルの収支は86%。
100%超えたのが6月しかないってヤバイですね。
来年の目標
・回収率100%超え
なかなか難しいのは承知の上ですが、回収率重視で冷静に馬券を買っていきたい。
→1回の的中で500%以上回収を目標に馬券を組む。これは中央地方ともに的中率20%程度だったため。
・馬券フォームを固める
もともとワイド三連複派で3着以内に入りそうな中穴に◎を打っていた。
しかし最近は一撃で回収が望める単勝に魅力を感じてきた。
今考えているフォーム、実行しているフォームは
◎の単勝は6倍以上ついていることが望ましい。基本的に単勝で一番回収できるように金額調整。馬単はおくまで抑え+高め待ち。
抑えが馬連でなく馬単の理由は、馬連では単勝+馬連とダブル的中の目があるがそこそこの人気馬に◎を打っている場合そこまでの上積みにならない。また馬連だけ当たっても単勝に多くを投入している分トリガミの可能性もある。
それならば少ない投資で配当が高く、◎差し馬の相手に前で逃げ残った先行馬など自分の考えにも当てはめやすい馬単をセレクト。
②◎2.3着固定の3連単
これを買うには点数が多くなりがちなのでいつも買うわけにはいかないが、◎が差し馬でいかにも差し残しそうなタイプなら積極的に狙っていきたい。穴ならなお良し。
ちなみに60万馬券を獲ったのもこのフォーム。ありがとうセガールモチンモク。この前の4着はまだ許してないけどな。
③馬単フォーメーション ◎〇→連下
中位人気で魅力的な馬が2,3頭いるときに使用。上位候補のどれかが勝てば当たりという形。やはりここでも馬単。馬連は便利だがどっちつかずの馬券で的中率は上がるがなかなか回収率に結びつかない。なので単という縛りを加えることがかなり大切だということをやっと実感してきた。
馬連でも万馬券になるような組み合わせは同時に馬連を買うことも良しとする。要オッズ注視(これで散々万馬券を取り逃してきた)。
④◎単勝+中位人気へワイド2,3点
完全にあの本まんまですね。これをモノにするにはかなりの軸相手馬選択センスが問われるのを感じたのでまだまだ修行が必要ですが買い方は参考にしたい。
10倍以上のワイドを物怖じせずに帰るようになるのがポイント。
とりあえず思いつくのはこんなところ。
テーマとしては単系馬券へのシフト。目の前の的中に目を光らすのではなく長い目で見た回収を意識し続けたい。
あと特に重賞でやりがちだが一つのレースでいろんな券種を買ってしまうこと。これは今すぐ辞めたい。あと単複ドカンやワイド一点勝負も。
競馬は毎日開催されているということを常に心に留めておきたい。
それでは2018年も楽しい競馬ライフを送れるように頑張りましょう。1発目は川崎1Rでお会いしましょう。
早く競馬引退したい。
2017/12/24(日)有馬記念(G1)
予想スタイルとして前走前々走と比べて条件が好転した馬を重視しています。
今回は中山でより力発揮できそうな馬をチョイス。
昨年4着馬。昨年の1,3着馬がいないここでは上位。東京競馬場では脚が持たずに能力発揮できないのでここ2戦は度返し。当然有馬が一番色気持っているハズ。
中山巧者で3戦2勝と昨年の4着が一回。昨年有馬はコンマ3差とさすがに上位とは差を感じる4着ではあった。しかし他の穴馬として挙げられる馬に対して実績上位は明白。(大阪杯3着など)
不安は距離だが注文通りの最内枠を引けて課題はなくなった。インをロスなく回ってこれれば勝機。
○サクラアンプルール
こちらも中山巧者+重い芝巧者。実績は足りないが中山では底を見せていない。中山記念ではロゴタイプ、リアルスティール、ヴィブロスとG1でも勝負になる馬たちに先着。フロック視されていたが札幌記念でも似たような条件で初重賞制覇。得意舞台でなら一線級にも劣らない実力を示した。
当然前走の天皇賞は参考外で中山替わりで一発を期待したい。距離は不安なので内枠が欲しかった。乗り方ひとつ。伏兵で大舞台で穴を開けてきた蛯名Jに期待。
お馴染み唯一のステゴ産駒。
前々走は重馬場巧者ぶりを発揮し猛然と追い上げて3着。
5走前の日経賞は直線包まれ脚を余す形で4着。追い出した頃には大勢が決していた。
これ以降2000m前後では5着3着6着と大崩はしていない。
中山替わりはプラス。脚質的に遅刻しやすい馬だが岩田Jの乗り方ひとつ。
△スワーヴリチャード
前走メンバーレベル疑問も好時計&好ラップで完勝。
緩みのないラップをラスト5F11.8-11.8-11.9-11.6-12.1で押し切っており東京でなら古馬とも十分にやれる能力を示した。
問題は不得手とされている右回りだが、追い切りを見ている限り手前はスムーズに替えれているようなので問題ないとみる。
それでも初古馬G1で人気とあらば押さえまで。人気馬の中では買いたい部類。
説明の必要がない絶対王者。
前走JCでは昨年のJCより1000m通過が1.5秒早いハイ逃げで息が入らなかったところをシュヴァルグランに差された。天皇賞の疲れの残る中負けて強しの内容。
しかしこの馬の叩き3戦目の成績は(0.1.2.1)と常に取りこぼしている。さらにグランプリレースに弱く有馬記念は3着2着。宝塚記念は3着9着。
条件的にはJC→有馬記念はマイナスで馬群に飲み込まれてしまってもなんら驚かない。調教、陣営のトーンもイマイチでわざわざ人気で買う必要はないだろう。
前走メイチは明らか。グランプリでも入着経験すらなく条件は厳しい。
ボウマンJに乗り替わって馬が替わった可能性、近走見せている先行策は面白いと思うので買っても抑えまで。
2017/12/10(日)阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)・カペラS(G3)・平地レース
中山1R
◎コウギョウブライト
前走リョーノテソーロ前受け+中山替わり+スウェプト短縮
前走東京D1400
12.7-11.2-11.6-12.4-12.5-12.3-12.8と優秀なラップをインの3番手で運んだ。勝馬には1秒離されたが追い出しを待たされる不利もあった。
早熟短距離ダート血統で中山短縮替わりもプラス。
○ザイオン
同じくリョーノテソーロ組
前走は東京替わりで印を下げたので中山戻りで再び上げ。パイロ短縮。
△1.3.5.14
中山2R
◎ハタノレジーナ
アイルハヴアナザーの中山D1800替わり◎
初戦はどスローでしたが先行できたのは収穫。手替わりも魅力。
相手は2走前のハイラップ先行が優秀のフレッシビレで仕方ない。
単で買うなら田辺。1-4は鉄板。
中山3R
馬格あるルーラーの延長。しかもノーザンシルクシュミノー。◎サラーブで仕方ないか。
初戦は枠なりで外々回って強い競馬。内を回って2着のマイネルファンロンも勝ち上がって葉牡丹賞3着。相手も強かった。
相手で面白いのは同じくルーラーシップ産駒の○トモジャタイクーン。こちらも馬格あるルーラーで叩き3戦目で上積み見込める。
経験してきた2戦も高レベルで末脚は安定していた。
東京マイルでスローから差し込んできた末脚安定の☆クスリバコ延長。飛びつきたいが、ローエングリンの中山芝成績はロゴタイプを除いたら壊滅的なので静観。
中山5R
好調教8.9
中山6R
好調教6.9.12
中山11R
本命は決めかねているので気になる馬を内から。
キタサンサジン
中山得意。好枠引けて57kgも問題なく。人気落ちすぎで前止まらないなら抑え。
ニットウスバル
先行勢そろったここなら堅実な末脚生きる。吉田豊さんのままなら迷わず本命だった。
コワタクに替わってこの枠から上手く捌ければ間違いなく上位争い。
ショコラブラン
中山得意。登坂得意。こちらも人気落ちすぎの印象。
ダート短距離好位差しタイプで展開も向く。
昨年覇者。
一年ぶりの中山凱旋で一発あっても驚けない。
ブルドッグボス
小久保最強。ご存じ元中央OP馬。浦和転出後に一皮剥けた印象。中山も得意コースで好枠も引けて引き続き上位争い。
昨年3着。昨年よりメンバーレベル上がった印象で果たして。
中山そこそこ得意で魅力的な鞍上。
2走前は前が止まらない馬場に恵まれた感。先行馬も揃った。初重賞挑戦でどこまで。
ナンチンノン
一番の爆穴候補はこれ。持ち時計だけなら足りる。
スンナリ先行で前が止まらないなら残り目も。
カペラS(2.1.1.2)のノリちゃんが乗る馬。一昨年のカペラS勝馬。
近走も末脚は健在で展開向けば一発。
サイタスリーレッド
前走は仕上げ不足+田んぼ馬場が堪えたか。良馬場替わりでまだ見限れない馬。
外目の枠を引けたので先行勢を見ながら競馬しやすそう。
JBC除外でここ照準なら一気に戴冠まで。
ブルミラコロ
ダート1200を使って本格化?秋山が阪神に行かずにこっちに乗っているのも好感。
外目の偶数番とこれ以上ない枠を引けたので中山の坂さえ攻略できれば。
9歳馬だが17年スプリンターズステークス4着と展開さえ向けばまだまだやれる馬。
久々の中山D1200で展開向きそうな今回は狙う手あり。
中京2R
◎ヒルダ
藤田菜×ダート×逃げ馬×左回り◎
エージェントが戸崎と同じ人になって回ってきた感プンプンの吉田名義の馬。
調教も順当に良化。
前走ダート替わり先行で変わり身見せて引き続き。
○ヤマイチジャスティ
大正義外枠エンパイアメーカー。勝春リターン。
東京では現級勝った馬で中京でも問題ないはず。
☆キスミーワンス
高レベル戦と名高い寺泊特別組。それだけ。距離は短い印象だけど決め手に欠けるネオユニ産駒だしダート替わりいいんじゃないですか(投げやり)
阪神3R
◎インヴィジブルワン
前走はあり得ない位置からぶっ差してきて脚余して2着。
鞍上超絶強化で阪神外回りで必勝態勢。
シーリアが人気吸ってくれれば単でもおいしいのだが・・・
ヒモで面白いのは前走大外ぶん回したウスベニノキミ&メイショウハニー。馬場バイアス的には微妙。
阪神5R
◎シエラ
好調教。PO馬なので何卒。
相手も好調教馬多く差はないかも。
阪神6R
好調教1.3.4.7.8.12.14.15.16
◎ロックディスタウン
牡馬を一蹴した実績を尊重。
新潟の上りの競馬と札幌の力のいるマクリの競馬。どちらもこなした点を高く評価。
戦ってきた相手も文句なしで中距離デビューの点もスケールの大きさを窺える。
競馬センス高く柔軟に対応できるなら大外枠も問題ないだろう。
○リリーノーブル
こちらも競馬センス高い一頭。余裕の二連勝でまだ底を見せていない。
白菊賞はノーステッキで流しながらラスト2F11.6-11.5の加速ラップを記録。
中一週のローテがカギだが前走全く追っていないし、調教も動いているので順当に上位争いしてくるはず。
▲ラテュロス
基本的に単穴までは社台ノーザンから選びたかったので人気落ち激しいここから。
アルテミスS3着。内内を好位で立ち回って最後までしぶとく伸びたが3着まで。
土曜の阪神芝バイアス的に外伸びではないので、枠なりにインでサヤカチャンの後ろをセコく回って捌ければチャンスはあるはず。
△トーセンブレス
見どころの無いレースだったが右回り+坂+ヨシトミ先生手戻りなら狙い目アリ。
△1.4.11.12.16
ラッキーライラックはアルテミスSを新馬上がりで勝った初の馬。この馬がめちゃくちゃ強い可能性もあるが、レースレベル自体が低かった可能性もある。ここは後者に賭けてみる。
それならラテュロスやトーセンブレスを積極的に買うのはとんでもない矛盾が発生しているのだが。笑
ロックディスタウンを信頼している以上馬券的にやむなし。
ソシアルクラブはここ負けても将来に何ら影響ない素質馬だと思うので程よく負けてほしいです。
2017/12/03(日)チャンピオンズカップ(G1)
コパノリッキー、サウンドトゥルー、ケイティブレイブ、アポロケンタッキーなど常連のJBC組、重賞初制覇で勢い付くニュースター候補テイエムジンソク、フェブラリーSを制し実績十分なゴールドドリーム、フェブラリーS1番人気3着&昨年チャンピオンズカップ4着と戴冠まであと一歩の我らがカフジテイク。
このあたりが中心ながら、明確な逃げ馬がおらず展開不透明、ここまでのステップも多様化しており力関係の把握も難しく難解な一戦。
ここでは各馬の短評を書いておきます。
1.コパノリッキー
前走JBCスプリント2着。
1200mに短縮。多少出負けするが二の足の速さで中団につけ(外枠も味方した。)直線でも難なく外に出せた。これは鞍上の好判断好騎乗の賜物だろう。
7歳馬にして未だ非凡なスピード能力を備えている馬だが、テンが遅く二の足で上がっていくタイプのため最内枠は諸刃の剣。
好走パターンは地方交流重賞の実質小頭数競馬で揉まれずにスピードを活かせた場合。
中央G1では14年のフェブラリーSを制しているが、これは人気薄でマークも無く7枠13番からスムーズな競馬ができた。
そもそもこれまでマイル~中距離でG1を10度も勝ってきた馬が前走でスプリントを使ったことにも疑問符が付く。ローテに本気度が窺えず馬も苦しく感じるだろう。
3Fの距離延長+揉まれ弱いゴールドアリュール産駒+最内枠と苦しい材料が多い。
2.ケイティブレイブ
4歳馬ながら外厩にも入らず既に23戦を消化しているタフネスな馬。
元は逃げ先行一手の馬だったが3走前の帝王賞を境に脚質に自在性が出てきた。
スピードよりもパワー系の馬で中京1800のレース傾向にも合っている。
中央G1経験は2017フェブラリーSの6着のみ(コンマ5差)。
向かないだろう東京でこれだけ走れるなら中京替わりでタフなレースになるなら通用の目もある。
アドマイヤマックス産駒は短距離向きだがこの馬に関しては例外だろう。
ただこの枠で控えたり包まれると一気に沈む可能性。内枠はプラスとは言いにくくあくまで本番は東京大賞典。
3.ミツバ
前走JBCクラシック7番人気3着と奮闘。
この馬は小頭数で力を発揮するタイプで前走は実質小頭数の地方交流重賞が向いた。しかも前残り。
中央ダート重賞ではG3ですら馬券に絡めておらず、ここでは荷が重いだろう。
4.ノンコノユメ
前走武蔵野Sを58キロで4着。カフジテイクに先着している。復調気配が窺える。
4角10番手からよく伸びており、前が止まらない馬場でなければ通用してもおかしくないだろう。
鞍上2戦目+距離延長+好枠とプラス材料多いが、去勢後は馬券に絡めていないのも事実。人気が無ければヒモ程度が妥当だろう。
5.メイショウスミトモ
前走はハンデ戦のG3をハマった感のある差しきり。
ズブズブの持久力戦でなら一発あるかもしれないが見送り妥当。
6.モルトベーネ
前走みやこS4着。内枠で乗り難しく仕上がっていなかったが物足りない内容。
2017年東海S2着はあるものの実績は右回りに偏っているのがこの馬の特徴。
デムーロがモルトベーネがいるのに阪神で乗っているのもそういうことだろう。
7.ロンドンタウン
前走韓国でのレースでクリソライトに先着。
休み明け走らず叩いてからがベターな馬。海外帰りもマイナス。
実績も小回り右回りが中心。前々走エルムSをレコード勝ちしているが、この日の馬場はかなり脚抜きが良い高速馬場だった。特殊条件でタイムは評価しづらくここには繋がらないだろう。
8.グレンツェント
17年東海Sを勝った際はこのままG1まで勝てるかもと思った馬だが、斤量を背負うようになると鳴りを潜めている。
前走JBCクラシックも力負け感が強く、得意の中京替わりでどこまで化けれるかだろう。
9.ゴールドドリーム
前走盛岡のMCS南部杯は大出遅れをかまし終戦。ダートスタートが苦手な馬で東京マイル専用機と呼んでいいだろう。
馬券になるとしたら行く馬がおらず揉まれずに1列目で運べればだろう。
鞍上ムーアで気配は感じるが、本来ならデムーロが乗る馬。大人しくフェブラリー中外枠で買いましょう。
10.キングズガード
前走みやこS3着。3F延長ローテ。
左回りだとモタれるため右回り向きだが、3走前プロキオンSは器用な競馬で強かった。
ベストは1400mだが距離の融通は利くタイプ。馬群の中に入れても怯まないのが強みで捌ければ一発あっても驚けない。
中京競馬場自体は(1.1.2.0)と得意の舞台で流れに乗っていければ狙いたい一頭。
11.アウォーディー
昨年同レース2着馬。
昨年の6連勝以降は勝ち星が遠のいており全盛期は過ぎた印象の7歳馬。
先行勢少なく外目の枠からすんなり好位を取れそうで展開利は見込める。しかし知られている通り直線先頭に立つとソラを使う悪癖があり、頭までとなると疑問。
7歳馬で上積み乏しいだろうし、去年以上の走りを求めるのは酷か。去年2着馬に敬意を表して買っても抑えまでが妥当。
12.カフジテイク
昨年同レース4着。中京でのチャンピオンズカップでは昨年惜敗した馬が翌年着順を挙げて優勝する例が多発している(サウンドトゥルー3着→1着、サンビスタ4着→1着)。
前走武蔵野Sは前が止まらない中を上り最速で差し込み5着。芝スタートがダメな馬だがこのレースでは好発。しかし下げてしまった。
今回中京1800のダートスタート替わりはプラス。
福永→ルメール鞍上強化もプラス。
近走はゲートも五分に出るようになっていて、ルメール騎手なら最後方ではなく中団につける競馬にも期待できるのではないか。(それで末が無くなる恐れはあるが一度は試してほしい)
贅沢を言うと内枠が欲しかった。集中力があるタイプで砂を被っても全く苦にしない。いかに道中で脚を溜められるかで変わってくるだろう。
雄大な馬体をしており福永騎手も仰っていた通り距離延長は問題ない。
写真は2017武蔵野Sのカフジテイク。
13.テイエムジンシク
古川騎手に乗り替わってから一気の本格化でついに重賞制覇。
初G1挑戦で鮮度もあり、脚質含めこのレースで最大の惑星だろう。
しかし小回り右1700m→大箱1800m替わりのローテ、未経験の左回りと難癖はいくらでも付けれる馬。
外から被されないこの枠はいいが距離感も微妙。
さらにクロフネ産駒の中央ダート全重賞成績は
勝率2.7%複勝率13.7%単回値22複回値55
と散々。
さらにG1に限ると(0.0.0.5)と一度も馬券になっていない。
もちろんこの馬自身は重賞で2度とも馬券になっているし、気にする必要もないかもしれないが、妙味が無いのも確か。
来られたらしょうがないと割り切って切るのも手か。
14.サウンドトゥルー
昨年同レース優勝馬。展開が向いたのは間違いなく、進路がうまく開いたのも印象的だった。
この馬も7歳だが前走JBCクラシックを制したり衰えた印象はない。
他の差し馬同様展開待ちなのは仕方ないが、昨年と同じローテでハマれば連覇までありそう。人気でも嫌いにくい。
15.アポロケンタッキー
かなりのムラ馬。昨年同レース5着(コンマ4差)とそこまで負けていない。
ゴリゴリのパワータイプなだけに中京1800は間違いなく合うが、この枠では距離感も難しい。うまく好位につけられれば昨年以上の結果もあるかも。
しかしあくまでメイチは東京大賞典という読み。
16.ローズプリンスダム
3歳で対古馬G1は厳しいだろう。
大外枠もマイナス。
◎12カフジテイク
○14サウンドトゥルー
▲02ケイティブレイブ
△04.10.11.13
先行手薄で流れも昨年より緩みそうだが、純粋に先行勢と差し勢の強さを比較した際に差し勢の方が強そうだったので差し馬中心の印。
カフジテイクは鞍上強化、ダートスタート替わり、昨年4着と適正は示しているので本命。意外とフェブラリーより向いてる可能性、あると思います。
サウンドトゥルーは何を隠そう昨年優勝馬。カフジテイクが来る流れなら一番のライバルはもちろんサウンドトゥルー。
ケイティブレイブは減点材料の少なさ、4歳で着実に成長しているのがわかる近走を評価。ロスなく立ち回るのが必須だろう。